●書誌明細
書名:白子屋お常
著者:小石 房子 著
出版社:作品社
価格:1,760円(1,600円+税)
発行日(重版日):2012年02月
ISBN:9784861823695 (4861823692)
内容情報
享保改革のみせしめとなった大岡裁きの犠牲者 家付き娘と手代の不義密通として男女四人が斬首された白子屋事件。唯一の生き証人でありながら御蔵島に流された母親の視点から事件の真相を描く。 白子屋騒動は大岡越前が裁いた唯一の事件といわれていますが、今に伝わる白子屋騒動は、五十年後に大当たりをとった歌舞伎や浄瑠璃が、定説とされたものなのです。享保の改革のみせしめにされ、脚色されて太平の世の一大イベントとされた事件だったのです。……私は当時の江戸と島の暮らしをたずねながら、お常の真相をただすことにしました。――著者「あとがき」より
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